
中国の輸出業者が抱える大きな問題の一つが、17%に上る増値税の存在。増値税とは、日本の消費税のようなもので、中国でのさまざまな取引に課税される付加価値税です。
中国では輸出用製品を加工する場合、税関の許可を受けて保税状態で原材料を輸入し、工場で加工した後、再輸出することが可能です。一方、中国国内製部品を購入・加工して製品を輸出する場合は、部品調達の際に増値税を負担しなければならないことがあります。
メーカーからすれば17%にも及ぶ税金は非常に負担が重いため、一部のメーカーでは部品を二次加工工場へ出す前に、一旦香港、日本などの第三国へ輸出し中国へ再輸入することで、増値税の負担を軽減しています。この輸出・再輸入の繰り返しによって貨物を保税状態に保ったまま最終製品まで加工していくことが行なわれています。
また、従来の外高橋保税区や輸出監管倉庫では貨物の搬入時点ではなく、輸出時の船積みまで待たなければ増値税の還付手続きに入ることができませんでした。しかし、WBLZの最大の機能を活用すると、貨物の搬入時点で増値税還付手続きに入ることが可能となり、従来は輸出業者の負担を考えると不可能だった、輸出貨物の中国側での長期保管に道を開くことになりました。 |
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